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虫歯予防で3つの大事なこと |
虫歯や歯周病は、感染症であり虫歯菌、歯周病菌がおこす歯や歯肉の病気です。 |
1.家庭におけるプラークコントロールをすること。 |
プラークとは歯垢のことで、歯に付いた歯垢をブラッシングなどで取り除くことをプラークコントロール と言います。 プラークコントロールを身に着けるには、まず毎日規則正しく行うということです。 そして、歯ブラシを上手に動かすということです。 ひじから先、手首を柔らかく小さなストロークで、あまり力を入れずリズミカルに動かすということです。 12345678910と頭の中で数えながら。 次に、必ず磨きづらいところがあるという事を知ることです。 歯と歯肉の境目、歯と歯の間、歯並びの悪いところ、これに対し部分磨き用の清掃具を使うという ことです。小さな歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロス、糸ようじなどです。 歯ブラシだけでは限界があります。 そして、プラークの付着率をまずは20%以下にすることです。 そして、クリニックにおける徹底したクリーニングで更なるプラークの付着率の減少を定期的に図る ことが、上手なプラークコントロールの方法といえます。 |
2.シュガーコントロールをすること。 |
シュガーとは、糖分のことで砂糖(ショ糖)や果糖、ブドウ糖などがあります。虫歯菌や歯周病菌は、 歯垢に含まれるこれらを栄養源として成長繁殖します。 言ってみれば歯垢は細菌の集まったものです。 糖分を取り過ぎないようにすることをシュガーコントロールと言います。 食事時間を必要以上に長くかけたり、間食の回数を多く摂ることは虫歯菌や歯周病菌に十分な 栄養を与え虫歯や歯周病になりやすい環境をわざわざ作っているのと同じです。 |
3.フッ素を応用して歯質を強化する。 |
フッ素には虫歯を抑制する効果があることは証明されています。 フッ素は、家庭でもクリニックでも応用できるすぐれものです。 フッ素が歯の表面から浸み込むと化学反応をおこし歯質を酸に溶けにくくし歯を守ります。 体は運動で鍛えられますが、歯を病気から守るにはフッ素で鍛えます。 家庭では、フッ素入りの歯磨剤やフッ素の洗口剤を使います。 これはフッ素の濃度が低いので毎日使うことが重要です。 クリニックでは、クリーニングの時にも使いますが、年に2〜3回は濃度の濃いフッ素を歯面に塗布する ことでその効果を維持します。 特に虫歯になりやすい傾向にある人は、クリーニングとともに定期的に塗布することをお勧めします。 |
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